2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧
仙台在住のジャーナリスト・松舘忠樹さん(元NHK記者)は、東日本大震災後の2011年12月から被災地の復興の動きを「震災in仙台」と題し、ブログで書き続けている。地道に、丹念に取材したブログは被災地と被災者の姿を追った貴重な記録となっている。…
仙台在住のジャーナリスト・松舘忠樹さん(元NHK記者)は、東日本大震災後の2011年12月から被災地の復興の動きを「震災in仙台」と題し、ブログで書き続けている。地道に、丹念に取材したブログは被災地と被災者の姿を追った貴重な記録となっている。…
無芸大食(最近は小食の方か)の身には、全く別の世界の話のように思ったのは、マー君こと楽天の田中将大投手の大リーグヤンキースへの移籍の話だ。ポスティングシステムで移籍が決まったマー君は、年俸総額1億5500万ドル(日本円で161億5000万…
無芸大食(最近は小食の方か)の身には、全く別の世界の話のように思ったのは、マー君こと楽天の田中将大投手の大リーグヤンキースへの移籍の話だ。ポスティングシステムで移籍が決まったマー君は、年俸総額1億5500万ドル(日本円で161億5000万…
アニメ映画「かぐや姫の物語」(高畑勲監督)は、日本最古の物語といわれる「竹取物語」を映像化したもので、美しい色彩が心に残る作品だ。 竹取物語は、作者も書かれた年代も不明だが、遅くとも平安時代初期の10世紀半ばまでには完成したといわれる。イン…
アニメ映画「かぐや姫の物語」(高畑勲監督)は、日本最古の物語といわれる「竹取物語」を映像化したもので、美しい色彩が心に残る作品だ。 竹取物語は、作者も書かれた年代も不明だが、遅くとも平安時代初期の10世紀半ばまでには完成したといわれる。 イ…
太陽を除き、地球から見える最も明るい恒星(自ら光を発する天体のこと)はシリウス(おおいぬ座の一等星)だという。いまの季節、夜空に輝いて見えるので目に付く星だ。出雲晶子著「星の文化史事典」(白水社)には、星に関する様々な話が出ており、シリウ…
太陽を除き、地球から見える最も明るい恒星(自ら光を発する天体のこと)はシリウス(おおいぬ座の一等星)だという。いまの季節、夜空に輝いて見えるので目に付く星だ。出雲晶子著「星の文化史事典」(白水社)には、星に関する様々な話が出ており、シリウ…
東京タワー(高さ333メートル)が1958年12月23日に完成してから、55年が過ぎたという。半世紀以上も東京のシンボル的存在だったタワーも、東京スカイツリー(634メートル)という倍近い超高層建築物の登場でやや影が薄くなった感がある。見…
東京タワー(高さ333メートル)が1958年12月23日に完成してから、55年が過ぎたという。半世紀以上も東京のシンボル的存在だったタワーも、東京スカイツリー(634メートル)という倍近い超高層建築物の登場でやや影が薄くなった感がある。見…
伊集院静の新作「ノボさん 小説正岡子規と夏目漱石」は、日本の文学史上に大きな足跡を残した2人の交遊をテーマにした小説だ。小説とはいえ実在した人物を取り上げているため、ほぼ史実に沿った内容といえる。 巻末に参考資料が出ていないので、どのような…
伊集院静の新作「ノボさん 小説正岡子規と夏目漱石」は、日本の文学史上に大きな足跡を残した2人の交遊をテーマにした小説だ。小説とはいえ実在した人物を取り上げているため、ほぼ史実に沿った内容といえる。 巻末に参考資料が出ていないので、どのような…
2カ月近く休んでいた朝のラジオ体操に参加した。凍てつく朝。日の出の時刻は午前6時50分前後なので、体操をやる遊歩道の一角は少しずつ明るさが増している状態だ。それにしても見慣れていた以前の光景とは様変わりなのに驚いた。集まった人数は私を入れ…
2カ月近く休んでいた朝のラジオ体操に参加した。凍てつく朝。日の出の時刻は午前6時50分前後なので、体操をやる遊歩道の一角は少しずつ明るさが増している状態だ。それにしても見慣れていた以前の光景とは様変わりなのに驚いた。 集まった人数は私を入れ…
国立歴史民俗博物館がある千葉県佐倉市の佐倉城跡に俳人・正岡子規直筆の句碑がある。 「常盤木や冬されまさる城の跡」(冬の荒れ果てた寂しさが増した城跡は、常緑樹に包まれている=注釈・作家・高比良直美氏)。 この句が詠まれたのは1894年(明治2…
国立歴史民俗博物館がある千葉県佐倉市の佐倉城跡に俳人・正岡子規直筆の句碑がある。 「常盤木や冬されまさる城の跡」(冬の荒れ果てた寂しさが増した城跡は、常緑樹に包まれている=注釈・作家・高比良直美氏)。 この句が詠まれたのは1894年(明治2…
パキスタンのマララ・ユスフザイさんは16歳の少女である。同世代でマララさんほど世界に名を知られた少女はいないだろう。女性にも教育の機会をと訴え続け、イスラム過激派のタリバンによって頭を銃撃されたマララさんは奇跡的に命の危機を脱し、2013…
パキスタンのマララ・ユスフザイさんは16歳の少女である。同世代でマララさんほど世界に名を知られた少女はいないだろう。女性にも教育の機会をと訴え続け、イスラム過激派のタリバンによって頭を銃撃されたマララさんは奇跡的に命の危機を脱し、2013…
日本各地には「七福神」を祀る寺社が少なくない。小江戸と呼ばれるかつての城下町、埼玉県川越市に「小江戸川越七福神」があるというので、過日、運動を兼ねて7つの寺を巡った。 七福神は福をもたらす7柱のめでたい神様のことだが、室町時代末期に始まった…
日本各地には「七福神」を祀る寺社が少なくない。小江戸と呼ばれるかつての城下町、埼玉県川越市に「小江戸川越七福神」があるというので、過日、運動を兼ねて7つの寺を巡った。 七福神は福をもたらす7柱のめでたい神様のことだが、室町時代末期に始まった…
「初空の藍と茜と満たしあふ」(山口青邨)。 文芸評論家の山口健吉は、この句について「元朝の空の色。藍と茜とが東天に融け合い、匂い合って、その中に新春の気が、ほのぼのと感じられる」(句歌歳時記、冬・新年)と評している。初日の出を見に、近所の調…
「初空の藍と茜と満たしあふ」(山口青邨)。 文芸評論家の山口健吉は、この句について「元朝の空の色。藍と茜とが東天に融け合い、匂い合って、その中に新春の気が、ほのぼのと感じられる」(句歌歳時記、冬・新年)と評している。初日の出を見に、近所の調…