2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧
東日本大震災からまだ1年3カ月余しか経ていない。大震災は津波被害だけでなく、それによって原発事故が福島の人たちに牙をむいた。原発は人類にとって神の火なのか悪魔の火なのかよく分からなかった。 しかし東京電力という独占企業が運用していた福島原発…
東日本大震災からまだ1年3カ月余しか経ていない。大震災は津波被害だけでなく、それによって原発事故が福島の人たちに牙をむいた。原発は人類にとって神の火なのか悪魔の火なのかよく分からなかった。 しかし東京電力という独占企業が運用していた福島原発…
この数日は、密度の濃い時間を送った。毛色の変わった3冊の本を読み、がんと闘う友人と話をし、東日本大震災の被災地にも出かけた。友人は、奇跡的にがんを克服しつつある。それは人間の生命力の強さを感じさせ、大震災以来、暗く沈んでいた心に一筋の光明…
この数日は、密度の濃い時間を送った。毛色の変わった3冊の本を読み、がんと闘う友人と話をし、東日本大震災の被災地にも出かけた。友人は、奇跡的にがんを克服しつつある。それは人間の生命力の強さを感じさせ、大震災以来、暗く沈んでいた心に一筋の光明…
教職にある知人から電話があり「小野訓導を知っていますか」と聞かれた。かすかな記憶の中に、それはあった。どこかでこの名前を聞いたことがあったのだろう。それは悲劇の女性教師だった。この女性教師を思い、教職を目指した知人は、最近ある偶然から小野…
教職にある知人から電話があり「小野訓導を知っていますか」と聞かれた。かすかな記憶の中に、それはあった。どこかでこの名前を聞いたことがあったのだろう。それは悲劇の女性教師だった。この女性教師を思い、教職を目指した知人は、最近ある偶然から小野…
山梨県北杜市出身のある兄弟が、日本以上に韓国で知られているとは私は知らなかった。浅川伯教(のりたか)、浅川巧(たくみ)という兄と弟だ。 弟の巧の墓は、ソウルの近郊の忘憂(まんうり)にある。その墓には「韓国を愛し、韓国人を愛し、韓国の山と民芸…
山梨県北杜市出身のある兄弟が、日本以上に韓国で知られているとは私は知らなかった。浅川伯教(のりたか)、浅川巧(たくみ)という兄と弟だ。 弟の巧の墓は、ソウルの近郊の忘憂(まんうり)にある。その墓には「韓国を愛し、韓国人を愛し、韓国の山と民芸…
アジサイの花を求めて、ドライブした。成田空港からそう遠くないところに多古町がある。「たこ」という地名である。道の駅に隣接した川の両側にはアジサイが植えられており、いまが見ごろになっている。町の人たちが丹精を込めて栽培をしているのだろう。見…
アジサイの花を求めて、ドライブした。成田空港からそう遠くないところに多古町がある。「たこ」という地名である。道の駅に隣接した川の両側にはアジサイが植えられており、いまが見ごろになっている。町の人たちが丹精を込めて栽培をしているのだろう。見…
庭の一角にジャガイモとトマトとキュウリを一緒に植えた。もちろん、混植は邪道とは分かっている。いずれの野菜も梅雨入りとともに、急速に成長している。その野菜を見ていた家人が「トマトの実があんなになっている」と叫んだ。その声に呼応して、それらの…
庭の一角にジャガイモとトマトとキュウリを一緒に植えた。もちろん、混植は邪道とは分かっている。いずれの野菜も梅雨入りとともに、急速に成長している。その野菜を見ていた家人が「トマトの実があんなになっている」と叫んだ。その声に呼応して、それらの…
「このままでは日本は沈没してしまうのではないか」。希望して入った組織で意欲的に働く若い女性から、最近こんな言葉を聞いた。政治も経済も行き詰まっていて、閉塞社会がどんどん進行しているのではないかと危惧しているのだ。特に昨今の政治状況はひどす…
「このままでは日本は沈没してしまうのではないか」。希望して入った組織で意欲的に働く若い女性から、最近こんな言葉を聞いた。政治も経済も行き詰まっていて、閉塞社会がどんどん進行しているのではないかと危惧しているのだ。 特に昨今の政治状況はひどす…
「不来方のお城の草に寝ころびて空に吸われし十五の心」 盛岡に行ってきた。梅雨の晴れ間、盛岡城跡公園から市内を見ると、後方に雪を抱いた岩手山がそびえている。 公園をぶらつくと、有名な石川啄木の歌碑の汚れを落としているボランティアの姿があった。…
「不来方のお城の草に寝ころびて空に吸われし十五の心」 盛岡に行ってきた。梅雨の晴れ間、盛岡城跡公園から市内を見ると、後方に雪を抱いた岩手山がそびえている。 公園をぶらつくと、有名な石川啄木の歌碑の汚れを落としているボランティアの姿があった。…
「愛の画家」といわれるマルク・シャガール展が日本橋・高島屋で開かれている。日本未公開作品を中心にした「愛をめぐる追想」という名前がついた企画展だ。 一方、長崎県美術館でもほぼ同期間に「愛の物語」というシャガール展が開催中で、97歳まで生きた…
「愛の画家」といわれるマルク・シャガール展が日本橋・高島屋で開かれている。日本未公開作品を中心にした「愛をめぐる追想」という名前がついた企画展だ。 一方、長崎県美術館でもほぼ同期間に「愛の物語」というシャガール展が開催中で、97歳まで生きた…