小径を行く

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。筆者・石井克則(ブログ名・遊歩)

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

1601 つまらないことが多すぎる 昨今の日本

どうも、いまの日本はつまらないことが多すぎる。つまらないは、つまらぬとも言うが、広辞苑を引くと、5つの意味があるという。今朝の新聞記事を見ながら、ついそれらの意味を考えてしまった。 広辞苑によると、それは①道理に合わない。得心できない②意に満…

1600 世界的画家の心情 ピカソとゴッホを描いた原田マハ

世界的画家と言えば、だれを思い浮かべるだろう。ほとんどの人がパブロ・ピカソ、あるいはフィンセント・ファン・ゴッホの名をあげるはずだ。2人の天才画家をモチーフにした原田マハの『暗幕のゲルニカ』(新潮社)と『たゆたえども沈まず』(幻冬舎)を読…

1599 ボージョレ・ヌーボ解禁日に 角界の騒動と酒の破壊力

大相撲の横綱日馬富士が、酒の席で同じモンゴル出身の幕内力士貴ノ岩に暴力を振るったことが角界を揺るがす大問題になっている。日馬富士の引退という事態に発展するという指摘もある。酒は百薬の長という半面、人の心を狂わす力もある。このニュースを見な…

1598 ある友人の墓碑銘 「一忍」を胸に…

9月に亡くなった高校時代の友人の墓に詣でた。千葉県鎌ケ谷市のプロ野球日本ハム2軍用の「ファイターズ鎌ヶ谷スタジアム」に近い、自然公園風の美しい墓地である。50段近い階段(足腰の悪い人用にはモノライダーという小さなモノレールのような乗り物が…

1597「ゲルニカは巨大な錯覚の集合体」なのか? シャガール作品と既視感

遊歩道のけやきの葉が緑から黄色へ、さらに黄金色に変化した。その葉が落ち始め、遊歩道は黄金色の絨毯に覆われたようだ。《むさしのの空真青なる落葉かな》水原秋櫻子の句である。私が住むのは武蔵野ではないが、遊歩道から見上げる空はまさに蒼茫の世界が…