2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧
新聞の外信面に「『米軍伝説の狙撃手』を射殺 元海兵隊員に終身刑判決」(東京)という記事が出ていた。イラク戦争を題材にし、現在日本でも上映中の映画『アメリカンスナイパー』のモデルとなった、元海軍特殊部隊の射撃の名手ら2人を銃で射殺した元海兵隊員…
新聞の外信面に「『米軍伝説の狙撃手』を射殺 元海兵隊員に終身刑判決」(東京)という記事が出ていた。イラク戦争を題材にし、現在日本でも上映中の映画『アメリカンスナイパー』のモデルとなった、元海軍特殊部隊の射撃の名手ら2人を銃で射殺した元海兵隊員…
国会は「言論の府」といわれる。言論が尊重され、言論によって国政のあり方が議論されている。しかし、現在の国会の姿は異常である。安倍晋三首相や自民党議員が国会で野次を飛ばし謝罪するという醜態を演じ、日本の政治家から品格がなくなっているとしか言…
国会は「言論の府」といわれる。言論が尊重され、言論によって国政のあり方が議論されている。しかし、現在の国会の姿は異常である。安倍晋三首相や自民党議員が国会で野次を飛ばし謝罪するという醜態を演じ、日本の政治家から品格がなくなっているとしか言…
高浜虚子に師事した原石鼎(はら・せきてい)は「雛の家ほつほつ見えて海の町」という句を残した。「ほつほつ」というのは、物事が少しずつあるいは徐々に行われる様を指す副詞である。千葉県勝浦市はまさに雛が見える海の町である。いまこの町の風物詩とも…
高浜虚子に師事した原石鼎(はら・せきてい)は「雛の家ほつほつ見えて海の町」という句を残した。「ほつほつ」というのは、物事が少しずつあるいは徐々に行われる様を指す副詞である。 千葉県勝浦市はまさに雛が見える海の町である。いまこの町の風物詩とも…
西加奈子が長編小説『サラバ!』(第152回直木賞を受賞)を書くに当たって、マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』やイアン・マキューアンの『贖罪』を意識したかどうかは分からない。しかし、上下に及ぶ長編を読み終えての感想をいえば、この作品は…
西加奈子が長編小説『サラバ!』(第152回直木賞を受賞)を書くに当たって、マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』やイアン・マキューアンの『贖罪』を意識したかどうかは分からない。しかし、上下に及ぶ長編を読み終えての感想をいえば、この作品は…
木造の重要文化財・大日如来坐像の御開帳があるというので、千葉県睦沢町の天台宗妙楽寺に行ってみた。JR上総一宮から車で約20分内陸に入った山の中だが、境内には年1回の御開帳を見ようとする参拝者が詰めかけていた。 あと1カ月で東日本大震災からまる4…
木造の重要文化財・大日如来坐像の御開帳があるというので、千葉県睦沢町の天台宗妙楽寺に行ってみた。JR上総一宮から車で約20分内陸に入った山の中だが、境内には年1回の御開帳を見ようとする参拝者が詰めかけていた。 あと1カ月で東日本大震災からまる4…
暦の上では立春が過ぎて「東風凍を解く」(暖かい春風が吹いて、川や湖の氷が溶け出すころ)季節である。実際には1年で一番寒い時期が続いている。霜柱が立ち、朝歩いていると、耳が痛くなをるほどだ。西の空には欠け始めた月が見える。しかし、夜が明ける…
暦の上では立春が過ぎて「東風凍を解く」(暖かい春風が吹いて、川や湖の氷が溶け出すころ)季節である。実際には1年で一番寒い時期が続いている。霜柱が立ち、朝歩いていると、耳が痛くなるほどだ。西の空には欠け始めた月が見える。 しかし、夜が明けるの…
「イスラム国」による湯川遥菜さんと後藤健二さん、ヨルダン軍のパイロットモアズ・カサスベ中尉の殺害のニュースに接して思ったのはトマス・モアとフランクリンの言葉だった。 トマス・モアは、英国・ロンドン生まれの15世紀から16世紀の法律家であり、…
「イスラム国」による湯川遥菜さんと後藤健二さん、ヨルダン軍のパイロットモアズ・カサスベ中尉の殺害のニュースに接して思ったのはトマス・モアとフランクリンの言葉だった。 トマス・モアは、英国・ロンドン生まれの15世紀から16世紀の法律家であり、…