小径を行く

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。筆者・石井克則(ブログ名・遊歩)

233 小説に集中した週間 女性作家が面白い

このところ旅をする機会が多く、連続して小説を読んだ。佐藤多佳子の「しゃべれども しゃべれども」、加納朋子「てるてるあした」は、作者が女性、題名が平仮名と共通点があり、文章のうまさ、構成の確かさも際立っていた。 小川洋子の「博士の愛した数式」…