小径を行く

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。筆者・石井克則(ブログ名・遊歩)

演劇

428 「一歩進んでも形は変えない」 中国の俳優たちの思い

現代中国には、日本の歌舞伎と似ている京劇があり、新劇のことを話劇というそうだ。 その代表格の2人が来日し、8日夕東京で「演劇に生きて」という日中文化交流協会の催しに出席した。京劇は尚長栄さん(69)、和劇は濮存昕さん(55)だ。 2人のあいさつ…

427 人間の原罪を問う舞台 劇団四季の「ひかりごけ」

劇団四季の「ひかりごけ」の舞台を見た。日下武史らの4人芝居だ。初めから終わりまで暗い内容で、重い気持ちのまま舞台の4人に見入った。 武田泰淳のベストセラー小説を基にした、極限状況下「人の肉を食べてまで生きるべきか」を問うた芝居であり、幕間に…