小径を行く

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。筆者・石井克則(ブログ名・遊歩)

139 ヒグラシとホトトギス

7月も中旬になり、きょうの夕方、帰宅途中でヒグラシゼミが鳴いているのを聞いた。 梅雨の最中のヒグラシゼミである。少し早いのかと思いつつ、「カナカナカナ」という響きを楽しんだ。うるさくはない。寂しい感じもする。それがこのセミの特徴だ。万葉集で…