小径を行く

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。筆者・石井克則(ブログ名・遊歩)

2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

1115 ハトが生け垣に巣作り  欧米の動物愛護の常識は

わが家の庭の生け垣(ヒイラギモクセイ)にハトが巣をつくっているのを知ったのは、10日前のことだ。朝、犬の散歩から帰ってくると、どこかでハトが鳴いている。その声はいやに近い。よく見てみるとハナミズキの木の後ろにある生け垣の間から、ハトの姿が…

1115 ハトが生け垣に巣作り 欧米の動物愛護の常識は

わが家の庭の生け垣(ヒイラギモクセイ)にハトが巣をつくっているのを知ったのは、10日前のことだ。朝、犬の散歩から帰ってくると、どこかでハトが鳴いている。その声はいやに近い。 よく見てみるとハナミズキの木の後ろにある生け垣の間から、ハトの姿が…

1114 「関白」ゆかりのホテルにて 子どもの歓声戻った大洗

久しぶりに茨城・大洗を訪れた。海岸は白い波頭が目立ち、2年前のあの日(東日本大震災)のことを想像した。大洗の海岸に面する大洗シーサイドホテルに泊まった。このホテルはアマチュア野球界の神様的存在の故石井藤吉郎さん(1924~1999)の生家が…

1114 「関白」ゆかりのホテルにて 子どもの歓声戻った大洗

久しぶりに茨城・大洗を訪れた。海岸は白い波頭が目立ち、2年前のあの日(東日本大震災)のことを想像した。大洗の海岸に面する大洗シーサイドホテルに泊まった。このホテルはアマチュア野球界の神様的存在の故石井藤吉郎さん(1924~1999)の生家が…

1113 まとめて読書 系統なき乱読の日々

最近、読んだ本のことをあまり書いていない。そこで、まとめて最近読んだ本について記してみる。小説とノンフィクションが半々だ。以下、その題名(著者)と寸評。あくまでも私自身の感想であることをおことわりしておく。 「ノンフィクション・その他」 メル…

1113 まとめて読書 系統なき乱読の日々

最近、読んだ本のことをあまり書いていない。そこで、まとめて最近読んだ本について記してみる。小説とノンフィクションが半々だ。以下、その題名(著者)と寸評。あくまでも私自身の感想であることをおことわりしておく。 「ノンフィクション・その他」 メル…

1112 被災地で見た野犬の話 わが家のhanaの話がアマゾン・キンドル本に

朝のテレビを見ていたら、16歳3カ月のゴールデンレトリーバーが出ていた。東京・渋谷の蕎麦屋の看板犬で、街の人に愛されているという。人間なら100歳を超える「おばあちゃんわんこ」と、ナレーションのアナウンサーが紹介していたが、なかなかいい表…

1112 被災地で見た野犬の話 わが家のhanaの話がアマゾン・キンドル本に

朝のテレビを見ていたら、16歳3カ月のゴールデンレトリーバーが出ていた。東京・渋谷の蕎麦屋の看板犬で、街の人に愛されているという。人間なら100歳を超える「おばあちゃんわんこ」と、ナレーションのアナウンサーが紹介していたが、なかなかいい表…

1111 トンネルを抜けると別の世界 金沢文庫・称名寺は黄菖蒲の季節

「トンネルを抜けると、全く別の世界が広がりますよ」と、金沢文庫(横浜市)の学芸員が言う通りだった。金沢文庫と隣の称名寺の間にはたしかにトンネルがあり、そこを抜けると、盛りを迎えた黄菖蒲の花が私を迎えてくれた。称名寺は、世界遺産不登録を勧告…

1111 トンネルを抜けると別の世界 金沢文庫・称名寺は黄菖蒲の季節

「トンネルを抜けると、全く別の世界が広がりますよ」と、金沢文庫(横浜市)の学芸員が言う通りだった。金沢文庫と隣の称名寺の間にはたしかにトンネルがあり、そこを抜けると、盛りを迎えた黄菖蒲の花が私を迎えてくれた。 称名寺は、世界遺産不登録を勧告…

「乾杯!恐るべし」 日本酒危機の応援条例

酒造メーカー、月桂冠のホームページによると「乾杯」という習慣が一般化したのは、わが国が西洋文明を取り入れ始めた明治・大正期からだという。ビールをはじめとする洋酒も飲まれるようになり、次第に普及したが、明治末期のころの掛け声は「乾杯」ではな…

1110 住む人がいない家に咲く桃の花 福島・飯舘・南相馬にて

6年ぶりに福島県飯舘村に行った。正確には飯舘村を通過して南相馬市に行ったと書くべきか。春爛漫の季節を迎えた飯舘は不気味な静けさだった。花が咲き、緑に包まれた村の姿は牧歌的だ。原発事故さえなければ、いまごろはあちこちで田植え作業が進んでいた…

1110 住む人がいない家に咲く桃の花 福島・飯舘・南相馬にて

6年ぶりに福島県飯舘村に行った。正確には飯舘村を通過して南相馬市に行ったと書くべきか。春爛漫の季節を迎えた飯舘は不気味な静けさだった。花が咲き、緑に包まれた村の姿は牧歌的だ。 原発事故さえなければ、いまごろはあちこちで田植え作業が進んでいた…

1109 立夏は過ぎたが… 季節の変化の「小さな嵐」

新緑の季節である。このころが一年で一番好きだという人が多いのではないか。ことしは連休後半のこどもの日の5日が「立夏」だった。 白井明大著「日本の七二候を楽しむ」には、「次第に夏めいてくるころのこと、あおあおとした緑、さわやかな風、気持ちいい…

1109 立夏は過ぎたが… 季節の変化の「小さな嵐」

新緑の季節である。このころが一年で一番好きだという人が多いのではないか。ことしは連休後半のこどもの日の5日が「立夏」だった。 白井明大著「日本の七二候を楽しむ」には、「次第に夏めいてくるころのこと、あおあおとした緑、さわやかな風、気持ちいい…

1108 出会いの瞬間が大切 本間秀夫写真集「純白の貴婦人 オオバナノエンレイソウ」を見る

北海道で生活したことがあり、少し野の花に興味を持つ人なら、「オオバナノエンレイソウ」(大花延齢草とも書く)の存在は知っているだろうと思う。この花の魅力にひき寄せられた川崎在住のフリーフォトグラファー・本間秀夫さんは長年にわたって北海道に通…

1108 出会いの瞬間が大切 本間秀夫写真集「純白の貴婦人 オオバナノエンレイソウ」を見る

北海道で生活したことがあり、少し野の花に興味を持つ人なら、「オオバナノエンレイソウ」(大花延齢草とも書く)の存在は知っているだろうと思う。この花の魅力にひき寄せられた川崎在住のフリーフォトグラファー・本間秀夫さんは長年にわたって北海道に通…

1107 富士山は特別な存在 ようやく世界遺産(文化)登録へ

富士山を嫌いだと思う人はいないのではないか。日本のシンボルとして、だれでもが美しい山容に畏敬を抱いているといっていい。その富士山がようやくユネスコ・国際記念物遺跡会議(ICOMOS、イコモス)から世界遺産に登録されることになった。これまで富士山…

1107 富士山は特別な存在 ようやく世界遺産(文化)登録へ

富士山を嫌いだと思う人はいないのではないか。日本のシンボルとして、だれでもが美しい山容に畏敬を抱いているといっていい。その富士山がようやくユネスコ・国際記念物遺跡会議(ICOMOS、イコモス)から世界遺産に登録されることになった。 これまで富士山…