2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧
ロシア軍のウクライナ侵攻に関して、春江一也『プラハの春』(集英社文庫)で紹介されたものと似た動きがウクライナ国内で起きているという。プラハの春は、54年前の1968年に中欧チェコスロヴァキア(現在はチェコとスロヴァキアに分離)で起きた民主…
「私は一人なの。どうしたらいいの!」。ロシア軍がウクライナに軍事侵攻したニュース映像で、こう叫びながら避難する女性の姿を見ました。侵攻を命令したプーチン大統領は、こうした市民のことは虫けら同様に思っているのかもしれません。国際社会を揺るが…
ロシアのプーチン大統領が今日22日、ウクライナ東部のドネツク州とルガンスク州にある親ロシア組織が名乗る、州名と同じ名前の「人民共和国」の独立を承認する大統領令に署名した。驚くべき独善的政策と言える。この問題で開かれた国連安保理の緊急会合で…
ロシアの文豪、レフ・トルストイの短編『人は何で生きるか』(中村白葉訳・新潮社『世界名作選』は、民話を通じて、人の生き方を描いたものだ。ドーピング疑惑の中で出場し、暫定4位に終わった女子フィギュアのロシア、カミラ・ワリエワ(15)の騒ぎを見…
今朝8時前、短い時間でしたが、調整池の向こう側に「冬の虹」が立ちました。短い時間と書いた通り、私が歩いている間の5分程度で消えてしまいました。まさに「冬の虹消えむとしたるとき気づく」(安住敦)の句通りの、幻のような虹でした。その間、周辺は…
「スポーツの爽やかさはどこにいった。つまらない大会だ」。世界でオミクロン株によるコロナ禍が爆発状態のさ中に開催中の北京冬季五輪を見ていて、こんなふうに感じている。なぜだろう。それには、日本選手が絡んだ2の競技が絡んでいると私は思うのだ。五…
最近、オンラインの講演を聴く機会が増えている。大学や団体などが主催したさまざま講演会はコロナ禍の中、外出をしないでもパソコンを使って話を聴くことができるので、利用している人はかなりいるだろう。そんな中、先日は天文学者、谷口義明氏(放送大学…
このごろは、夜明け前の東の空を見上げるのが楽しみだ。明けの明星(金星)が輝いているからだ。「いつせいに春の星座となりにけり」(黒田杏子)という句がある。今日は立春。この日が来ると、黒田の句のように昨日までは冬の星座だったものが、今日からは…