小径を行く

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。筆者・石井克則(ブログ名・遊歩)

趣味

404 若い画家とオペラ歌手家田紀子さん 優雅な時間

詩人の飯島正治さんには、画家になった誠さんという自慢(私の想像だが)の息子がいる。その誠さんが京橋の画廊で「記憶と光彩」という個展を開いた。 2月の終わりの夕方、画廊に向かった。ほっそりとした青年が1人、画廊に立っている。どことなく父親の正…

401 アルルの女「フェデリコの嘆き」 ある団塊の世代の生き方

生涯学習という言葉は、1980年代から使われ始めた官製用語らしい。本を読んだり、好きなことを習ったり、生涯やることは多い。別に役所から言われなくとも、多くの人が心がけていることだから、この言葉はあまり好きではない。余計なお世話なのである。 …