小径を行く

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。筆者・石井克則(ブログ名・遊歩)

2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

1320 おかしな解散の儀式 劣化する政治

衆議院が解散し12月14日に選挙が実施される。伊吹文明議長が解散の詔書を読み上げる際、「バンザイ」の声が途中で出てしまい、終わった後議長が「バンザイはここでやってください」と促すというおかしな解散の儀式だった。 政治評論家といわれる人たちも…

1320 おかしな解散の儀式 劣化する政治

衆議院が解散し12月14日に選挙が実施される。伊吹文明議長が解散の詔書を読み上げる際、「バンザイ」の声が途中で出てしまい、終わった後議長が「バンザイはここでやってください」と促すというおかしな解散の儀式だった。 政治評論家といわれる人たちも…

1319 健さんの死 空に一筋の雲  「ひた向きに生きたい」

「高倉健のようにひた向きに生きたい」いつかの酒席で私はこう話したらしい。人間は自分とは遠い存在に憧憬を持つから、私は酔いにまかせてそう言ったのだろうか。 「現在の暦でいうと、2月はいちばん寒い季節だと思います。その寒い季節の真ん中である2月…

1319 健さんの死 空に一筋の雲  「ひた向きに生きたい」

「高倉健のようにひた向きに生きたい」いつかの酒席で私はこう話したらしい。人間は自分とは遠い存在に憧憬を持つから、私は酔いにまかせてそう言ったのだろうか。 「現在の暦でいうと、2月はいちばん寒い季節だと思います。その寒い季節の真ん中である2月…

1318 「がんばっぺ までいな村」 原発事故で全村避難の飯舘村が絵本に

東日本大震災から3年8カ月が過ぎた。東京電力福島第1原発事故で、避難した福島の人々の多くは依然として故郷に帰る見通しがつかないまま、むなしい日々を過ごしている。その中に全村避難となった飯舘村の人たちが含まれている。日本のふるさとのような存在…

1318 「がんばっぺ までいな村」 原発事故で全村避難の飯舘村が絵本に

東日本大震災から3年8カ月が過ぎた。東京電力福島第1原発事故で、避難した福島の人々の多くは依然として故郷に帰る見通しがつかないまま、むなしい日々を過ごしている。その中に全村避難となった飯舘村の人たちが含まれている。 日本のふるさとのような存在…

1317 渡り鳥がやってきた 白鳥と皇帝ダリアに寄せて

今朝は寒い朝だった。散歩コースから見た調整池は、外気が冷えたために発生する水蒸気が上がっていた。渡り鳥の姿も次第に増えている。渡り鳥といえば、白鳥の飛来地で知られる新潟県の人造湖・瓢湖にも白鳥の季節がやってきたという。知人から写真が届いた…

1317 渡り鳥がやってきた 白鳥と皇帝ダリアに寄せて

今朝は寒い朝だった。散歩コースから見た調整池は、外気が冷えたために発生する水蒸気が上がっていた。渡り鳥の姿も次第に増えている。渡り鳥といえば、白鳥の飛来地で知られる新潟県の人造湖・瓢湖にも白鳥の季節がやってきたという。 知人から写真が届いた…

1316 振り込め詐欺とパソコンの故障 疑う姿勢が大事

警察から電話があった。「あなたの名前、電話番号が摘発した振り込め詐欺グループの名簿にありました。対応を説明したい」という内容だ。私の電話番号は当初から電話帳には載せていないので、どうして振り込め詐欺グループが手に入れたのだろうか。ただ、私…

1316 振り込め詐欺とパソコンの故障 疑う姿勢が大事

警察から電話があった。「あなたの名前、電話番号が摘発した振り込め詐欺グループの名簿にありました。対応を説明したい」という内容だ。私の電話番号は当初から電話帳には載せていないので、どうして振り込め詐欺グループが手に入れたのだろうか。 ただ、私…

1315 祭りのあとも チェンマイ幻想

一昨日、立冬のことを書き、タイ・チェンマイの「ロイクラトン祭り」(ロイカトン)についても触れた。チェンマイに住む友人からそのお祭りの写真が届いた。友人の部屋からは山の寺から上がるコームローイという小さな熱気球が見えるそうだから、幻想の世界…

1315 祭りのあとも チェンマイ幻想

一昨日、立冬のことを書き、タイ・チェンマイの「ロイクラトン祭り」(ロイカトン)についても触れた。チェンマイに住む友人からそのお祭りの写真が届いた。 友人の部屋からは山の寺から上がるコームローイという小さな熱気球が見えるそうだから、幻想の世界…

1314 扇風機とストーブがバトンタッチ 立冬への思い

きょう7日は立冬だ。『日本の72候を楽しむ』(東邦出版)には、「立冬とは、冬の気配が山にも里にも感じられてくるころのこと。木々の葉が落ち、冷たい風が吹き、冬枯れのようすが目立ってきます」とある。 この説明の通り、家の前の通りのけやきの落ち葉が…

1314 扇風機とストーブがバトンタッチ 立冬への思い

きょう7日は立冬だ。『日本の72候を楽しむ』(東邦出版)には、「立冬とは、冬の気配が山にも里にも感じられてくるころのこと。木々の葉が落ち、冷たい風が吹き、冬枯れのようすが目立ってきます」とある。 この説明の通り、家の前の通りのけやきの落ち葉が…