小径を行く

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。筆者・石井克則(ブログ名・遊歩)

2014-01-02から1日間の記事一覧

1186 藍と茜の光景 ほのぼのとした年のはじめに

「初空の藍と茜と満たしあふ」(山口青邨)。 文芸評論家の山口健吉は、この句について「元朝の空の色。藍と茜とが東天に融け合い、匂い合って、その中に新春の気が、ほのぼのと感じられる」(句歌歳時記、冬・新年)と評している。初日の出を見に、近所の調…

1186 藍と茜の光景 ほのぼのとした年のはじめに

「初空の藍と茜と満たしあふ」(山口青邨)。 文芸評論家の山口健吉は、この句について「元朝の空の色。藍と茜とが東天に融け合い、匂い合って、その中に新春の気が、ほのぼのと感じられる」(句歌歳時記、冬・新年)と評している。初日の出を見に、近所の調…