小径を行く

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。筆者・石井克則(ブログ名・遊歩)

健康

454 エコ時代の落とし穴 自転車のひどいマナー

地球温暖化につながる温室効果ガス(二酸化炭素=CO2など)の増大対策として「車に乗るよりも自転車を」という掛け声が盛んだ。 基本的には賛成だが、最近後ろからきた自転車にぶつけられ、ヒヤリとした経験がある。それだけに自転車に乗った人のマナーの悪さ…

448 育児院と牛乳 アルメイダの精神

大分市内の県庁近くの遊歩公園に「育児院と牛乳の記念碑」という変わった碑がある。その碑には以下のような文章が記されている。 ここ府内(大分市)に日本最初の洋式病院を建てたポルトガルの青年医師アルメイダは、わが国に初めてキリスト教を伝えたザビエ…

444 清潔を好む民族性 新型インフルエンザへの対抗策

豚インフルエンザは新型インフルエンザという呼称に変わった。日本でも感染者が発見され、メディアは「スペイン風邪」の再来のような報道ぶりだ。 弱毒性で死亡率も0・4%いうから、そう恐れることはないはずだが、ウイルスは気まぐれであり、いつか強毒性…

217 生涯現役の日野原先生 威厳に満ちた人生大先輩の講義

千葉大で文化勲章受章者の日野原重明医師の話を聞く機会があった。同じ医学を学ぶ、いわば後輩たちへの講義だけに、笑顔は全く見せず威厳に満ちた表情を続けた1時間半だった。 96歳という高齢であり、「好々爺」を想像していたが、全く違っていた。エネルギ…

215 人はなぜ泳ぐのか 知人は東京-鹿児島往復3000㌔を突破

ことしの年賀状に14年かけて3000㌔を泳いだことを書いた知人がいる。東京-鹿児島間を往復して、さらにおつりがくる距離だという。 知人の自宅の近くにスポーツジムができたのは平成5年のことで、56歳の誕生日まであと数ヵ月に迫ったころだ。最初は数百メー…

70 散歩の効用 無の時間

最近、健康診断を受けた。問題なしとの結果だった。 これまで、健康診断や人間ドックを受けると、必ず問題があることを指摘されていた。 それはそうだ。暴飲暴食、早食い、不規則な一日、慢性睡眠不足の生活を長く続けていたのだから。 それが、なぜか今回は…