小径を行く

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。筆者・石井克則(ブログ名・遊歩)

料理

418 そばを食べる話 寒い週末のひと時

「暑さ寒さも彼岸まで」という。夏の暑さは秋の彼岸まで、冬の寒さは春の彼岸ごろまでにそれぞれ暑さ、寒さがやわらぎ、しのぎやすい季節になるという、自然の移ろいを表現した昔からの言葉である。 そんな言葉があるのだが、このところ最高気温が低い日が続…

224 どうしたギョーザ 家庭料理の王様に危機

ギョーザは、中国の伝統的な家庭料理だ。知人によると、旧暦の正月に当たる春節(ことしは2月7日)では、家族が一緒になって前日からつくったギョーザを食べるのが多くの家庭の習慣だという。日本で雑煮を食べるのと同じくらい正月の伝統なのだそうだ。 各…

202 船場吉兆幹部の台詞忘れ 危うい同族経営

船場吉兆の食品偽装問題(消費期限ラベルの張り替えや産地偽装など)で、記者会見した母子経営者の間で聞く方が恥ずかしいと思える「耳打ち」がテレビやラジオを通じて流れた。 言葉が出ない息子に対し、母親が「頭が真っ白になって、言葉が出ない」と、耳元…