538 OSをWindows7に 速くなった写真取り込み
パソコン(NEC・VALUESTAR300T)のOSをWindowsvistaからWindows7にアップグレードした。
8月にパソコンを買い換えた際、OSのアップグレード対象商品に指定されていて、Windows7の発売前に申し込んでいた。料金は2000円で、10月22日の発売直後にNECからCDが送られてきた。簡単なマニュアルに従ってセットアップを始めた。約2時間かかり、OSが入れ替わった。
これまでのソフトはほとんど使えると思っていたが、2つだけ問題が生じた。1つは音楽用のiPotに使うiTunesというソフトが互換性に問題があると表示が出て、実際に音楽を入れようとしたが、利用できなかった。互換性をチェックして古いバージョンに戻したら使えるようになった。2つ目はパソコンで地上デジタルテレビを見るソフトだ。実際に起動はするが、音だけで画面は真っ暗なままだった。これも互換性のトラブルシューテングを使い、利用できるようになった。
アップグレードして1週間。このほかはいまのところ、問題はない。搭載メモリも4ギガあるのにvistaは、SDカードからの写真の取り込みにかなり時間がかかり、以前のXPよりも遅かった。しかし7になったら写真の取り込みも気持ちがいいくらいに速くなった。
マニュアルには「使い始めたその日からシンプルなPCに」というコピーが書いてある。これまでマイクロソフトはOSを変える度に機能を増やした。その結果、vistaは重くて遅いといわれ、評判はあまりよくなかった。それに対し7は、このコピー通りなら「シンプル」を打ち出しているので、動きも速いはずだ。
マニュアルには、7つの特徴として「外観とサウンドをカスタマイズする」「毎日の作業を速くする9つのヒント」「パソコンを活用する6つの方法」が出ているが、まだ試してはいない。音楽や映像を見る「Windows media center」は、使いやすいのではないか。これが注目点だ。
パソコンメーカーによっては、アップグレードも無料、有料とさまざまだ。有料は950円から3150円までばらばらなのである。NECは2000円でちょうど中間になるが、メーカーの料金設定は全く分からない。かなり、いい加減だなと思う。無料にしているメーカー(DELLなど2社)があるのだから、余計におかしいと思う。それにしても、これまで使っていたウイルスソフトのアップグレードが、OSのアップグレードよりも高いのには驚いた。