小径を行く

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。筆者・石井克則(ブログ名・遊歩)

901 パソコン不調の原因 電子機器の微妙さ

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2カ月前ごろから、パソコンの調子が悪くなった。電源を入れた後、フリーズし、さらに電源が落ちてしまう。だましだまししながら、何とか使っていたが、数日前についに電源を入れてもディスプレーは真っ黒なままの状態になった。 購入してまだ2年のOSがウインドー7のNECのバリュースターというパソコンだ。何度、強制終了を繰り返したことか。そのためにシステムが壊れてしまったのだろうかと思った。 故障診断の相談を受け付けるメーカーの電話は容易にはつながらない。まだ2年なのにと思いながら、半ばあきらめながらディスクトップの箱を開けて、中を点検することにした。だが、マニュアルには箱の開け方は書いてない。一生懸命にいじっているうちに、手がすべってパソコン本体を落としてしまった。 するとカバーが開いて、内部を見ることができた。埃がたまっていた。これまでも外からダストブロワーという強力噴射の製品で電子機器の埃を払ってきた。だが、内部の埃は簡単には掃除できなかったのだろう。特に内部の熱を取るためのファン周辺の埃はひどい。その埃を含めて刷毛や噴射製品でCPU周辺を中心に内部全体を掃除した。メモリーも一度外して入れ直した。 その結果、何とそれまでの不調がうそのようにパソコンは回復した。要するに、電子機器は埃に弱いということを実証したのだった。もちろん、マニュアルには「埃に注意」ということは全く書いていないが、パソコンに埃は禁物だということを書いてほしいと思う。 NECのパソコンの前にはデル製品を使っていたが、3年ごろからおかしくなり、何度も内部を掃除した。だが、回復することなくお払い箱にせざるを得なかった。本当にもったいないと感じながら、また同じことになるのかと思ったが、復旧したのだからよしとしなければならない。 このパソコンはこうしたブログを書き、インターネット、メールのやりとりに使っている。最近、タイのチェンマイに住む知人からメールをもらい、返事を出したがエラーが続いている。なぜなのか、よく分からない。他の人へのメールは問題ないから、知人のフリーメールに何か問題が出たのだろう。その解決策は知人からのメールに待ちたいと思う。 (写真は散歩コースの池を覆う朝の霧。パソコンの故障も多くの人は霧の中を歩くように、原因が分からないのが実情なのではないかと思う)