小径を行く

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。筆者・石井克則(ブログ名・遊歩)

2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

455 科学捜査は万能か 足利事件で思う裁判員の責任

日本の刑事裁判の有罪率は99・9%だという。検事が起訴すれば、その段階で有罪が決まったようなものだ。だが、過去に冤罪もかなりあり、新しい証拠が見つかり再審で無罪になった事件も少なくない。 栃木県足利市の女児殺害事件で無期懲役が確定しながら、…

455 科学捜査は万能か 足利事件で思う裁判員の責任

日本の刑事裁判の有罪率は99・9%だという。検事が起訴すれば、その段階で有罪が決まったようなものだ。だが、過去に冤罪もかなりあり、新しい証拠が見つかり再審で無罪になった事件も少なくない。栃木県足利市の女児殺害事件で無期懲役が確定しながら、…

454 エコ時代の落とし穴 自転車のひどいマナー

地球温暖化につながる温室効果ガス(二酸化炭素=CO2など)の増大対策として「車に乗るよりも自転車を」という掛け声が盛んだ。 基本的には賛成だが、最近後ろからきた自転車にぶつけられ、ヒヤリとした経験がある。それだけに自転車に乗った人のマナーの悪さ…

454 エコ時代の落とし穴 自転車のひどいマナー

地球温暖化につながる温室効果ガス(二酸化炭素=CO2など)の増大対策として「車に乗るよりも自転車を」という掛け声が盛んだ。基本的には賛成だが、最近後ろからきた自転車にぶつけられ、ヒヤリとした経験がある。それだけに自転車に乗った人のマナーの悪さ…

453 みずみずしい感覚 「今ここにいるぼくらは」

川端裕人はテレビ局の報道記者から転身した作家だ。関西から自然がいっぱい残る里山の近くに家族とともに引っ越してきた博士(ひろしと読むが、あだ名ははかせ)の小学生時代を7つの話に分けて描いた。 それは著者の歩んだ昭和の原風景であり、瑞々しい感覚…

453 みずみずしい感覚 「今ここにいるぼくらは」

川端裕人はテレビ局の報道記者から転身した作家だ。関西から自然がいっぱい残る里山の近くに家族とともに引っ越してきた博士(ひろしと読むが、あだ名ははかせ)の小学生時代を7つの話に分けて描いた。 それは著者の歩んだ昭和の原風景であり、瑞々しい感覚…