小径を行く

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。筆者・石井克則(ブログ名・遊歩)

2009-06-02から1日間の記事一覧

453 みずみずしい感覚 「今ここにいるぼくらは」

川端裕人はテレビ局の報道記者から転身した作家だ。関西から自然がいっぱい残る里山の近くに家族とともに引っ越してきた博士(ひろしと読むが、あだ名ははかせ)の小学生時代を7つの話に分けて描いた。 それは著者の歩んだ昭和の原風景であり、瑞々しい感覚…

453 みずみずしい感覚 「今ここにいるぼくらは」

川端裕人はテレビ局の報道記者から転身した作家だ。関西から自然がいっぱい残る里山の近くに家族とともに引っ越してきた博士(ひろしと読むが、あだ名ははかせ)の小学生時代を7つの話に分けて描いた。 それは著者の歩んだ昭和の原風景であり、瑞々しい感覚…