小径を行く

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。筆者・石井克則(ブログ名・遊歩)

2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

407 政治とカネ 永遠の捜査課題

小沢一郎民主党代表の公設第一秘書が政治資金規正法違反容疑で逮捕された。政治とカネの話はうんざりだが、政治にはそれほどカネがかかり、あるいは政治家になるとカネが集まるということなのだろう。 昔、「井戸塀」という言葉があった。広辞苑には「政界に…

407 政治とカネ 永遠の捜査課題

小沢一郎民主党代表の公設第一秘書が政治資金規正法違反容疑で逮捕された。政治とカネの話はうんざりだが、政治にはそれほどカネがかかり、あるいは政治家になるとカネが集まるということなのだろう。 昔、「井戸塀」という言葉があった。広辞苑には「政界に…

406 雪に祈る 寡黙な友人の話

昨夜、親しい友人と酒を飲んだ。いつもは私が一方的にしゃべるのだが、昨夜は彼の話がいいので、つい聞き役に回った。以下はふだん寡黙な友人の話だ。 …………………………………………………………………………………………………………………………… 2月の終わり、道路のわきには前日夜の雪が残っていた…

406 雪に祈る 寡黙な友人の話

昨夜、親しい友人と酒を飲んだ。いつもは私が一方的にしゃべるのだが、昨夜は彼の話がいいので、つい聞き役に回った。以下はふだん寡黙な友人の話だ。 …………………………………………………………………………………………………………………………… 2月の終わり、道路のわきには前日夜の雪が残っていた…

405 生と死への問いかけ 天童荒太「悼む人」

本の題を見ただけでは、内容はなかなか想像できない。しかし、手に取るとその内容の濃さに心がうずく。天童荒太はベストセラーになった「永遠の仔」以来8年ぶりにこの本を出版した。 変わった題名だ。読み進めていくうちに、頭の中ではこのような「悼む人」…

405 生と死への問いかけ 天童荒太「悼む人」

本の題を見ただけでは、内容はなかなか想像できない。しかし、手に取るとその内容の濃さに心がうずく。天童荒太はベストセラーになった「永遠の仔」以来8年ぶりにこの本を出版した。 変わった題名だ。読み進めていくうちに、頭の中ではこのような「悼む人」…