小径を行く

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。筆者・石井克則(ブログ名・遊歩)

2009-03-03から1日間の記事一覧

405 生と死への問いかけ 天童荒太「悼む人」

本の題を見ただけでは、内容はなかなか想像できない。しかし、手に取るとその内容の濃さに心がうずく。天童荒太はベストセラーになった「永遠の仔」以来8年ぶりにこの本を出版した。 変わった題名だ。読み進めていくうちに、頭の中ではこのような「悼む人」…

405 生と死への問いかけ 天童荒太「悼む人」

本の題を見ただけでは、内容はなかなか想像できない。しかし、手に取るとその内容の濃さに心がうずく。天童荒太はベストセラーになった「永遠の仔」以来8年ぶりにこの本を出版した。 変わった題名だ。読み進めていくうちに、頭の中ではこのような「悼む人」…