小径を行く

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。筆者・石井克則(ブログ名・遊歩)

2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

523 遥かなりラオス(4) 山岳地帯へ・その4

豊かさとは何なのだろう。実はこれまでのラオス滞在中、この疑問が頭から離れなかった。タオイに到着して、その答えを考えようとしたが、出てこなかった。経済的、物質的な豊かさ、それがなくとも精神的な豊かさがあれば、人間は幸せなのだろうか。では、ラ…

523 遥かなりラオス(4) 山岳地帯へ・その4

豊かさとは何なのだろう。実はこれまでのラオス滞在中、この疑問が頭から離れなかった。タオイに到着して、その答えを考えようとしたが、出てこなかった。経済的、物質的な豊かさ、それがなくとも精神的な豊かさがあれば、人間は幸せなのだろうか。では、ラ…

522 遥かなりラオス(3) 山岳地帯へ・その3

室生犀星は小景異情という詩で「ふるさとは遠きにありて思ふもの」と書いている。故郷とは、遠くにいて思い出すものである、という意味だ。ラオスの山岳地帯に入ってきて、ここに住む人たちは、故郷を離れて遠い都会で暮らすことができるのだろうかと思った…

522 遥かなりラオス(3) 山岳地帯へ・その3

室生犀星は小景異情という詩で「ふるさとは遠きにありて思ふもの」と書いている。故郷とは、遠くにいて思い出すものである、という意味だ。ラオスの山岳地帯に入ってきて、ここに住む人たちは、故郷を離れて遠い都会で暮らすことができるのだろうかと思った…