小径を行く

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。筆者・石井克則(ブログ名・遊歩)

2016-03-17から1日間の記事一覧

1459「ラオスにいったい何が」 特別な光と風を感じる人々

村上春樹の「大いなるメコン川の畔で」(文藝春秋社刊『ラオスにいったい何があるというんですか』所蔵)というエッセーは、ラオスの世界遺産の街、ルアンプラバンの旅の記録である。 この街へ入るときに通過したベトナム・ハノイでベトナム人に「どうしてま…