小径を行く

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。筆者・石井克則(ブログ名・遊歩)

2015-10-28から1日間の記事一覧

1414 一番大切なものは希望 『生きて帰ってきた男』『世界の果ての子どもたち』を読む

「希望だ。それがあれば、人間は生きていける」 最近読んだ本のうち小熊英二『生きて帰ってきた男 ―ある日本兵の戦争と戦後』(岩波新書)のラストにこんな言葉が出てくる。一方、中脇初枝『世界の果ての子どもたち』(講談社)は、3人の少女が分け合って食…

1414 一番大切なものは希望 『生きて帰ってきた男』『世界の果ての子どもたち』を読む

「希望だ。それがあれば、人間は生きていける」 最近読んだ本のうち小熊英二『生きて帰ってきた男 ―ある日本兵の戦争と戦後』(岩波新書)のラストにこんな言葉が出てくる。 一方、中脇初枝『世界の果ての子どもたち』(講談社)は、3人の少女が分け合って…