小径を行く

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。筆者・石井克則（ブログ名・遊歩）

2015-06-30から1日間の記事一覧

1375 「マドレーヌに紅茶」と「羊羹にお茶」　『失われた時を求めて　全一冊』

歴史 本 社会

「プル―スト効果」という現象がある。フランスの作家、マルセル・プルースト（1871-1922）の長編小説『失われた時を求めて』で、主人公がマドレーヌを紅茶に浸したとき、その香りをきっかけとして幼いころの記憶が鮮やかに蘇るという描写から名付けられた、…

1375 「マドレーヌに紅茶」と「羊羹にお茶」　『失われた時を求めて　全一冊』

本 国際 歴史

「プル―スト効果」という現象がある。フランスの作家、マルセル・プルースト（1871-1922）の長編小説『失われた時を求めて』で、主人公がマドレーヌを紅茶に浸したとき、その香りをきっかけとして幼いころの記憶が鮮やかに蘇るという描写から名付けられた、…