小径を行く

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。筆者・石井克則(ブログ名・遊歩)

2014-04-25から1日間の記事一覧

1228 酒を傾けて アルコールにまつわる話

「酒 傾ければ 愁い来らず」(月下独酌より)。唐時代の詩人、李白はこんな詩を残している。 評論家の草森紳一(1938-2008)は「酒を売る家」(竹書房)という漢詩解説書の中で、李白を酔いどれ詩人と評し、「李白の酒の詩はみな豪快だが、底なしの…

1228 酒を傾けて アルコールにまつわる話

「酒 傾ければ 愁い来らず」(月下独酌より)。唐時代の詩人、李白はこんな詩を残している。 評論家の草森紳一(1938-2008)は「酒を売る家」(竹書房)という漢詩解説書の中で、李白を酔いどれ詩人と評し、「李白の酒の詩はみな豪快だが、底なしの…