小径を行く

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。筆者・石井克則(ブログ名・遊歩)

2013-09-29から1日間の記事一覧

1160 心和む曼珠沙華 あまちゃん終わり、やがて悲しき

「曼珠沙華抱くほどとれど母恋し」(中村汀女)=彼岸のころは野一面に、曼珠沙華が真っ赤に咲いている。作者は娘の心にかえって、それを両手いっぱい摘み取った。その心の高ぶりが、母の思い出をさそうのである(山本健吉編、句歌歳時記秋)。 早朝の散歩で…

1160 心和む曼珠沙華 あまちゃん終わり、やがて悲しき

「曼珠沙華抱くほどとれど母恋し」(中村汀女)=彼岸のころは野一面に、曼珠沙華が真っ赤に咲いている。作者は娘の心にかえって、それを両手いっぱい摘み取った。その心の高ぶりが、母の思い出をさそうのである(山本健吉編、句歌歳時記秋)。 早朝の散歩で…