小径を行く

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。筆者・石井克則(ブログ名・遊歩)

2012-10-23から1日間の記事一覧

1030 放浪の旅の本を読む 「悼む人Ⅱ」と「山頭火句集」

最近、読んだ2冊の本について書く。天童荒太の直木賞受賞作「悼む人」の続編「静人日記 悼む人Ⅱ」(文春文庫)と、漂泊の俳人といわれた種田山頭火の「山頭火句集」(ちくま文庫)である。 前者は事故や事件で命を亡くした人を悼むために放浪する若い青年の…

1030 放浪の旅の本を読む 「悼む人Ⅱ」と「山頭火句集」

最近、読んだ2冊の本について書く。天童荒太の直木賞受賞作「悼む人」の続編「静人日記 悼む人Ⅱ」(文春文庫)と、漂泊の俳人といわれた種田山頭火の「山頭火句集」(ちくま文庫)である。 前者は事故や事件で命を亡くした人を悼むために放浪する若い青年の…