雪の研究で知られる中谷宇吉郎は、師である寺田寅彦同様、随筆家として多くの名エッセーを残した。その一つに「自然と災厄」という文章がある。その結びに考えさせられた。中谷は書いている。 「火災と限らず、地震の場合でも津浪の場合でも、危機に瀕してよ…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。