小径を行く

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。筆者・石井克則(ブログ名・遊歩)

2011-01-10から1日間の記事一覧

762 一本の赤い山茶花 冬の庭の孤独な花

フランス文学者で文芸評論家の杉本秀太郎は、花ごよみという本の中で、「山茶花」(サザンカ)について「山茶花は、白い花でなくては冬の身が締まらない」と書いている。 杉本はこの花は白であるべきだと言いたいのだろう。私は赤い花でも杉本ほどの違和感は…

762 一本の赤い山茶花 冬の庭の孤独な花

フランス文学者で文芸評論家の杉本秀太郎は、花ごよみという本の中で、「山茶花」(サザンカ)について「山茶花は、白い花でなくては冬の身が締まらない」と書いている。 杉本はこの花は白であるべきだと言いたいのだろう。私は赤い花でも杉本ほどの違和感は…