小径を行く

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。筆者・石井克則(ブログ名・遊歩)

2010-12-12から1日間の記事一覧

748 どこにでもいる平凡な少年 わが身と重ね合わせる「しずかな日々」

私は「おばあちゃん子」だったらしい。いまでもきょうだいからそう言われる。私が生まれる前に祖父は死んでいるので物理的にもそうなったのだろうし、「おじいちゃん」という言葉は縁遠いものだった。だがもし、祖父が生きていて私と一緒に暮していたら、児…

748 どこにでもいる平凡な少年 わが身と重ね合わせる「しずかな日々」

私は「おばあちゃん子」だったらしい。いまでもきょうだいからそう言われる。私が生まれる前に祖父は死んでいるので物理的にもそうなったのだろうし、「おじいちゃん」という言葉は縁遠いものだった。 だがもし、祖父が生きていて私と一緒に暮していたら、児…