小径を行く

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。筆者・石井克則(ブログ名・遊歩)

2010-11-05から1日間の記事一覧

729 出会った後いかに別れるか 「ぼくとペダルと始まりの旅」

「人と人は出会う。しかし大切なのはどうやって別れるかではないだろうか」。米国のロン・マクラーティの小説「ぼくとペダルと始まりの旅」(森田義信訳)は、掛け値なしに面白い。 主人公のスミシー・アイドはベトナム戦争で負傷したデブの43歳で独身だ。…

729 出会った後いかに別れるか「ぼくとペダルと始まりの旅」

「人と人は出会う。しかし大切なのはどうやって別れるかではないだろうか」。米国のロン・マクラーティの小説「ぼくとペダルと始まりの旅」(森田義信訳)は、掛け値なしに面白い。 主人公のスミシー・アイドはベトナム戦争で負傷したデブの43歳で独身だ。…