小径を行く

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。筆者・石井克則(ブログ名・遊歩)

2010-01-04から1日間の記事一覧

575 体験者の真実の遺言 少年の過酷な現実を描いた「生獄」

ことしは戦後65年になる。この「戦後」という言葉は、多くの国民には遠い存在になっているようだ。だが、このほど出版された「生獄」(柏実著、文芸社刊)を読むと、65年前を忘れてはならないことを思い知らされる。著者の柏さんは、私の知人である。こ…

575 体験者の真実の遺言 少年の過酷な現実を描いた「生獄」

ことしは戦後65年になる。この「戦後」という言葉は、多くの国民には遠い存在になっているようだ。だが、このほど出版された「生獄」(柏実著、文芸社刊)を読むと、65年前を忘れてはならないことを思い知らされる。著者の柏さんは、私の知人である。 こ…