小径を行く

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。筆者・石井克則(ブログ名・遊歩)

2008-04-24から1日間の記事一覧

262 そうか、もう君はいないのか 城山三郎の喪失感

出会いと別れは人生には付きものだ。それが人生だとしても、だれもが別れの悲しみは味わいたくないと思う。 作家の城山三郎は、最愛の妻を自分より先に亡くし、その回想記をひそかに残した。死後、その未完の原稿が見つかり、刊行されたのがこの本だ。切々と…

262 そうか、もう君はいないのか 城山三郎の喪失感

出会いと別れは人生には付きものだ。それが人生だとしても、だれもが別れの悲しみは味わいたくないと思う。 作家の城山三郎は、最愛の妻を自分より先に亡くし、その回想記をひそかに残した。死後、その未完の原稿が見つかり、刊行されたのがこの本だ。切々と…