小径を行く

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。筆者・石井克則(ブログ名・遊歩)

2008-04-08から1日間の記事一覧

254 栄枯盛衰を現代訳で 吉村昭の平家物語

吉村昭は、新聞記者以上に深い取材を重ねて小説を書いた。フィクションの形をとってはいるが、ノンフィクションとの境界すれすれの作品が多かったと思う。その吉村昭が琵琶法師によって語り伝えられたといわれる軍記「平家物語」を現代訳にしたのがこの作品…

254 栄枯盛衰を現代訳で 吉村昭の平家物語

吉村昭は、新聞記者以上に深い取材を重ねて小説を書いた。フィクションの形をとってはいるが、ノンフィクションとの境界すれすれの作品が多かったと思う。その吉村昭が琵琶法師によって語り伝えられたといわれる軍記「平家物語」を現代訳にしたのがこの作品…