小径を行く

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。筆者・石井克則(ブログ名・遊歩)

2006-12-21から1日間の記事一覧

55 藤沢周平未刊行初期短篇 荒削りな魅力

「幻の短篇 書庫の片隅に眠っていた 無名時代の未刊行作品14篇。40年の時を経て今、甦る」と、帯に書いてある。 一部の作品を除いて、江戸時代を舞台にした時代小説の短篇集だ。読み終えて、荒削りだが、後年の藤沢作品を彷彿させる筆使いだという印象を…

55 藤沢周平未刊行初期短篇 荒削りな魅力

「幻の短篇 書庫の片隅に眠っていた 無名時代の未刊行作品14篇。40年の時を経て今、甦る」と、帯に書いてある。一部の作品を除いて、江戸時代を舞台にした時代小説の短篇集だ。読み終えて、荒削りだが、後年の藤沢作品を彷彿させる筆使いだという印象を…