小径を行く

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。筆者・石井克則(ブログ名・遊歩)

2010-08-08から1日間の記事一覧

682 清涼剤になりうるか 塩野七生「日本人へ 国家と歴史篇」

自信に裏打ちされた物の見方なのだろう。好き、嫌いは別にして辛口で明快な内容は、猛暑の日々に一服の清涼剤のようなさわやかさを与えてくれる。 ローマ時代の500年という長い歴史を長大な作品をものにした人のエッセー集である。塩野が主張する事ごとは…

682 清涼剤になりうるか 塩野七生「日本人へ 国家と歴史篇」

自信に裏打ちされた物の見方なのだろう。好き、嫌いは別にして辛口で明快な内容は、猛暑の日々に一服の清涼剤のようなさわやかさを与えてくれる。 ローマ時代の500年という長い歴史を長大な作品をものにした人のエッセー集である。塩野が主張する事ごとは…