
早朝配達された新聞を読む
昨日のトランプとゼレンスキーの口論がトップ記事
1面2面国際面社説に関連記事
多くがトランプとバンスを批判している
世界は確実におかしくなっている
指導者といわれる人物が商売人たち
暗い気持ちで散歩に出る
調整池から霧が立っている
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昨日の昼はポカポカ陽気だった
夕方から気温は下がり放射冷却現象になったのだ
池に近づくと目の前が霧に覆われてきた
次第に景色が霞んでくる
霧の渦中を歩く
先が見通せないのはやや不安だ
まるでウクライナとアメリカの関係みたい
先へと歩を進める
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霧立つ池の後方から太陽が上がってきた
そこは赤い輪になっている
まさに日輪だ
霧が少し消え調整池の水面が見える
陽光に反射して輝いている
陽と霧が対話をしているように見える
「そろそろ春だね。渡り鳥たちも旅立ち始めて寂しいだろう」と太陽
「あなたの光もだんだん強くなって眩しいですね」と霧
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旧暦の二十四節気、七十二候でいうと、今頃は「雨水」末候の「草木萌動」(そうもくもえうごく=2月28日~3月4日)に当たる。歳時記によると、次第に和らぐ陽光の下、草木が芽吹き出すころであり、冬の間蓄えていた生命の息吹が外へ現れ始める季節~だそうだ。ウクライナの人々に、春の喜びを感じとってほしいと願いながら、家路をたどった。
昨年11月、92歳の生涯を閉じた詩人、谷川俊太郎の「ののはな」を口ずさむ。心も和んでくる。
はなののののはな
はなのななあに
なずななのはな
なもないのばな

