小径を行く 

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。(筆者=石井克則・遊歩)

2024-07-26から1日間の記事一覧

2588「月見草」挽歌 海を見下ろす丘への憧れ

(近所の小学校の校庭に咲いた赤いサルスベリ) 時々CDで『鮫島有美子の四季』(コロンビア)を聴く。タイトルの通り、四季にまつわるソプラノ歌手、鮫島有美子の歌を季節ごとに収録した4枚だ。猛暑の現在は、夏の歌20曲を聴く。その中の1曲は「はるかに…