小径を行く 

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。(筆者=石井克則・遊歩)

2024-05-21から1日間の記事一覧

2545 命輝く旧暦の「小満」 中也「恋し始める頃ですね」

日本には二十四の節気と七十二候という旧暦がある。季節の移ろいを表す際、これがよく使われる。昨5月20日は、二十四節気のうちの「小満」だった。歳時記には「いのちがしだいに満ち満ちていくころ」とあり、さらに「草木も花々も、鳥も虫も獣も人も、日…