小径を行く 

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。(筆者=石井克則・遊歩)

2023-02-05から1日間の記事一覧

2271 言葉は重い 首相秘書官の差別発言をめぐって

(調整池の向こうの駅前ビル横に残月が輝いている) いつそインキと紙がなくなれば ほんとをいつたら言葉がなくなれば 僕にはどんなしづかなことだらう 立原道造の『いつそインキと紙が』という詩の書き出しだ。冒頭の一行を「いつそ(いっそ)記者と新聞が…