小径を行く 

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。(筆者=石井克則・遊歩)

2024-10-14から1日間の記事一覧

2634 遅々たる歩みでも 「核廃絶と生ましめんかな」

年を経るごとに、時間が過ぎるのが早くなる印象だ。「一日は何をしたやら秋の暮」とは正岡子規の句だが、10月も中旬ともなると「一年は何をしたやら……」と、考え込んでしまうのだ。しかし、目を世界に向けると、こんな悠長なことを言ってはいられない動き…