小径を行く 

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。(筆者=石井克則・遊歩)

2022-07-05から1日間の記事一覧

2162 文化・文学は戦争の傷癒やせるか シーシキンの希望と予言

「戦争やジュノサイド、社会の大惨事を防ぐことのできた本は一冊たりとない。(中略)だが、戦争が終わり、住宅が爆撃されなくなっても、傷や痛み、憎しみ、悲しみが残る。その時こそ、文化や音楽、文学の力が必要になるのだ。戦争が置き去りにした人々の間…