小径を行く 

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。(筆者=石井克則・遊歩)

2022-03-13から1日間の記事一覧

2120 森と湖の国の絵が語る歴史 ロシアから独立したフィンランド

『湖』は北欧フィンランドで国民画家と呼ばれるガレン・カレラの作品だ。カレラはフィンランドの民族叙事詩「カレワラ」を題材として作品を描く一方、フィンランドの湖や森の風景の絵も残しており、『湖』は代表作といわれる。1901年に描かれたが、この時…