小径を行く 

時代の移ろいを見つめた事柄をエッセイ風に書き続けております。現代社会について考えるきっかけになれば幸いです。(筆者=石井克則・遊歩)

2008-12-25から1日間の記事一覧

373 新聞記者の原点 本田靖春著『警察(サツ)回り』

私はかつて共同通信社で社会部記者をしていた。私は、この本を読んで自分の若い記者時代を思い出した。ノンフィクション作家として独立するまで本田は読売新聞の社会部記者をしていた。そのスタートは、サツ回りと呼ばれる警察担当だ。上野警察署の近くにあ…